積算解説

土木積算システムの井解
土木積算システムの井解

積算解説の新着記事



積算を始めるにあたって

設計金額と落札予定金額

日時 : 2016-07-04 10:32

積算を始めるにあたって

落札予定金額を探る

日時 : 2016-06-09 10:44

積算準備

建設物価と積算資料

日時 : 2015-10-08 17:31

積算準備

土木工事積算標準単価と下水道工事積算標準単価

日時 : 2015-10-08 17:28

積算準備

土木工事積算基準マニュアル

日時 : 2015-10-08 17:27

次のページ 最後のページ


積算解説の目次と記事一覧


   積算準備


   積算を始めるにあたって


   機械運転単価


   共通・土工・機械土工(土砂、岩石工)


   土の敷均し締固め工


   小規模土工


   人力土工


   安定処理工


   法面工


   コンクリート法枠工


   基礎・裏込砕石工


   コンクリートブロック積(張)工


   擁壁工


   コンクリート矢板工


   排水構造物工


   軟弱地盤処理工


   かご工


   多自然型護岸工


   コンクリート工

     まずは養生工から

     続いて機械運転単価

     無筋・鉄筋構造物コンクリートポンプ車打設

養生工と機械運転単価の積算が出来た後は、歩掛を組み立てるだけです。

まず歩掛は次のようになっています。
無筋・鉄筋構造物コンクリートポンプ車打設

これを代価表に表すと次のようになります。
生コンクリートポンプ車打設

この段階では最小限の項目だけ追加しています。
この後、施工条件に応じて「生コンクリート」「養生工」「圧送管組立・撤去」を追加します。

まず生コンクリートは幾らかロスが発生します。それに関する規定が下記のようになっています。
仮に無筋構造物であれば打設数量「10m3」の場合、ロスを考慮して「10.4m3」を設計数量として計上します。
生コンロス

養生工は施工条件に応じ「一般養生」「特殊養生(練炭養生)」「特殊養生(ジェットヒータ養生)」の何れかを選択し「10m3」で積算します。

最後に圧送管組立・撤去ですが条件があります。「コンクリートポンプ車から作業範囲が30mを超える場合は」と有るように、作業範囲が30mを超えなければ圧送管の組立・撤去は発生しません。また超えた場合も。「越えた部分の圧送管延長部分について」と有ります。つまり圧送管を45m配管したとしても、30mの超過分15mを計上します。さらに、圧送管の損料はコンクリートポンプ車運転の中で計上するように定められています。

最終的に出来上がった代価表は次のようになるはずです。
生コンクリートポンプ車打設

     圧送管組立・撤去

     小型構造物クレーン車打設


   型枠工


   土地改良工事


   番外編