安定処理工の歩掛はバックホウ床掘り(作業土工)を算出できる力があれば計算できます。このように書いたのは安定処理工の歩掛は基本的に難しくないということです。しかしながら次の特徴があります。
①規模大きく使用機種が多くある
②施工条件によって機種を選定する必要がある
③施工回数によって日当たり施工量が異なる
④補助労務が施工量の影響を受ける
簡単にいえば「よく見かけるタイプの歩掛であるが規模が大きく複雑である。」と言うことです。一度に書くには規模が大きすぎるので数回に分けて説明します。
まず歩掛は下記のようになっています。
構成人員
機種の選定
日当たり施工量
諸雑費
単価表
機械運転単価表
余談
歩掛としてはかなり巨大な歩掛です。後々道路関係の歩掛も記載しますが道路関係もこのような巨大な歩掛を多数使用します。
これと同等にめんどくさいのが埋戻工 B、C、D(前準備)と埋戻工 B、C、Dで記載した歩掛を計算するために他の歩掛を計算し、そのために他の歩掛を…。という繰り返しパターンです。
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