狭隘な箇所の締固めは振動ローラの運転単価の算出が問題になります。埋戻工 B、C、D(前準備)と同じように賃貸機械の供用日当たり賃料を計算する必要があります。
では歩掛を見てみましょう
狭隘な箇所の施工歩掛の1日当たり施工量は以下のようになっています。単位はm3です。
この歩掛には敷均し作業についてのみ補助労務が付いていて、数量は100m3当たりとなっています。
この機械の数量が1日当たりに対して補助労務が100m3当たりとなっているのが注意点となります。つまり機械数量は1日当たり施工量から代価表の数量を算出する必要があるのに対して、補助労務の数量は始めから代価表の数量が記載されています。
そして機械運転単価表から振動ローラの運転単価を算出します。
上記の運転単価表から
これによって得られた金額を代価表に当てはめて以下のようになります。
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