端数整理は以前、掲示板に問い合わせのあった内容です。その時の回答は「端数整理は積算基準によって定められています。ですからユーザー様で変更するのは正しくありません。積算基準に従ってください。」というものでした。しかし、代価表の合計金額から単価を計算する場合のみ切り上げ、切捨てが場合により変わるので対応できていませんでした。
Ver.3ではこの代価表の端数整理に対応しました。概要は次の通りです。
①確認するのは「雑費対象の行」です。雑費対象行が複数登録されている場合は「最終行」にて判断します。
②代価表の行を「追加」「削除」「上へ」「下へ」と行うと端数整理を自動判定します。
③土木工事積算基準マニュアルを見る限り端数整理行の単位が「%のとき切捨て」「式のとき切上げ」となるようです。
③行の並びが変わると自動判定するので必要に応じて端数整理を変更してください。
つまり積算基準に従って代価表を入力すれば土木工事積算基準マニュアルに従った端数整理を行います。